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MACDの使い方

MACDの使い方
NYダウ週足チャート
チャート(Investimg.com)

MACDガチ解説!初めてでも失敗しない使い方と覚え方

インジケーター解説

ここでは、そんな 「気になるMACDのコト」 を基本から応用までを幅広く解説しております。

また、ただ基礎知識を固めてもMACDを使いこなせるようにはなりませんので、”応用編”の項目では実戦を想定した使い方を紹介しています。

出来る限り実戦に近い状況で解説をしながら「リアルトレード」を疑似体験していただこう、という趣向です。実戦を想定したチャート解説で効率良く脳ミソに吸収させてください(・∀・)

ということで。よりリアルにMACDを体感していただくためにも、ここからは「MT4チャート(iPhone版)」の画像を元に解説をします。
是非、皆様もお手元のチャートアプリを見ながら読み進めてくださいまし(・∀・)チェキ

まずはチャートにMACDを表示させましょう

MACDを表示させたチャート画像

  1. チャートの中にある「f」を選択
  2. 「インディケータ」という画面が表示されたら、青文字の「メインウィンドウ」を選択
  3. 灰色で「トレンド」と書かれたグループの下に、同じく灰色で「オシレータ」というグループがあるので、その中にある「MACD」を選択してください。
  4. 「設定」という画面が出ますが、まずはデフォルトのままで構いません。画面右上の「完了」ボタンを押して完了させてください。

MACDの基本的な見方と各要素の意味について

どこを見ると何が分かるの?

MACDの要素名を付け加えたチャート画像

灰色の棒グラフ MACD線 短期EMAと長期EMAの乖離幅
赤い点線 シグナル線 MACD線を元にしたSMA
中心の線 0ライン 短期EMAと長期EMAの乖離幅が0になるところ

MACD(線)=灰色の棒グラフ

このMACD線は 「期間の違うEMAを2本表示させた時、EMA同士の乖離幅をグラフ(ヒストグラム)で表したモノ」 です。実際チャートにEMAが表示されるわけではありませんが、EMAを数値化することで乖離幅を求めています。

では「乖離幅」が何なのかと言うと、EMA同士の乖離幅はその時の価格の勢い(ボラティリティ)を表しています。取引量とも言いますね。このとき乖離が広ければ勢いがある、狭ければ勢いは無い、と捉えます。

短期EMAと長期EMAが表示されたチャートにMACD線を表示させた画像

ココまでの解説を踏まえて、下の画像を御覧ください

↑MACDに注目すると、短・長期EMAの乖離幅と連動していることが分かると思います。画像の左側から

MACD線の要点をまとめた画像

上下の位置 MACD線 EMA同士の乖離幅 チャート
上半分 上昇 広い 上昇トレンド
上半分 下落 狭い 上昇トレンドの終了or調整
下半分 下落 広い 下降トレンド
下半分 上昇 狭い 下降トレンドの終了or調整

シグナル(線)=赤い点線

シグナル線の画像

↓コチラの画像はMACD線(グレー)とシグナル線(赤)を表示したチャート画像です。コレを見ながら解説を進めます。

まず。シグナル線は 「MACD線の移動平均線(SMA)」 です。

で、この乖離幅を「距離」と捉えられるのではなく「額=〇〇円」と考えて下さい。
短期EMAと長期EMAの距離が、1日目は1円、2日目は2円、3日目は3円、、、というふうに考えると、この「乖離幅=額、〇〇円」を元にローソク足やチャートを作れるわけです。

つまり「短期EMAと長期EMAの乖離幅チャート」ということ(˘ω˘ )

短期EMAと長期EMAの乖離幅チャートと普通のチャートを並べた画像

シグナル線は 「”短・長期EMAの乖離幅チャート(MACD)”を元に作られた移動平均線」 なのです。だからMACD線に沿うような動き方をするのですね〜(´ー`)

MACDとはなんなのか!?見方・使い方をわかりやすく解説!

MACD=Moving Average Convergence-Divergence の頭文字をとっています。
日本語にすると「移動平均収束拡散」「移動平均収束乖離」などと呼ばれています。
いわゆるオシレーター系インディケーターというもので、売買のタイミングや、相場の転換点、トレンドを図るために用いられます。
ものすごく簡単に説明すると、指数移動平均線の発展版のようなかんじですね。
移動平均線については別記事でまとめているのでよければご参照ください。

MACDは、値動きに対して反応の早いMACDラインと、反応の遅いシグナルラインの2本、そしてその差を表すMACDヒストグラムで成り立っています。

MACDライン・シグナルライン

MACDラインの計算方法は下記の通り。
1.終値の12日指数移動平均を計算
2.終値の26日指数移動平均を計算
3.12日指数移動平均から26日指数移動平均を差し引き、その差を線で表示

マーケットの価格は市場の総意であるので、
MACDラインは 短期的な市場の総意 を示しています。

シグナルラインは 長期的な市場の総意 を示しています。

MACDヒストグラム

2.見方・使い方

①2本の線のクロスするタイミングでトレードする

バリック・ゴールド 週足チャート
黒線:MACDライン 赤線:シグナルライン
チャート(StockChars.com)

②MACDヒストグラムの傾きに合わせてトレンドに乗る

③価格とMACDヒストグラムの乖離発生時にトレード

USD/JPY5分足チャート
印が汚くて本当にすみません

上記チャートで印をつけた二つの価格とMACDヒストグラムに注目してください。
短期的な下降トレンドにあって、価格は左側の安値を切り下げてさらに下落しています。
しかし 価格が安値を更新しているときのMACDヒストグラムに着目すると、左側の安値の時と同水準でとどまっています。
つまり、価格は下落しているが、短期的な売り手の圧力は前回下落時と大して変わっていない。 本来、価格が直近の高値/安値を更新するということは、今まで以上に買い手/売り手のi圧力がある ということを意味します。
にも関わらず、それが今までと同水準、もしくは少なくなっていれば、その価格形成は強いものではなく、トレンドが転換するきっかけになると考えられるのです。

NYダウ週足チャート
チャート(Investimg.com)

さらに今回のほうがより強力と述べたのには2つ理由があります。
1つ目は、印をつけたMACDヒストグラムの間で、MACDライン・シグナルラインがどちらも上向きになっていことです。つまり、 安値を切り下げているにも関わらず、その間に短期・長期どちらの市場の総意も上昇に転じている のです。

2つ目のほうがより重要です。それは 安値を再度切り下げるまでの間で、MACDヒストグラムが1度ゼロラインを上抜けしている ということです。
これは真に価格と乖離しているという言う際には必須のシグナルです。
正直に言うと、最初のドル円チャートの例は期間が短く、2つの谷の間でMACDヒストグラムがゼロラインを上抜けしていないため、真の意味で価格との乖離が発生しているとは言えません(しかし、信頼できる下落ではないため、買いでエントリーを検討するには十分です)。

MACDの使い方

「ヘッドアンドショルダーについて知りたい!」

「ヘッドアンドショルダーってどう活用するの?」

ヘッドアンドショルダーは、数あるチャートパターンの中でも、 最も信頼性の高い形の1つ と言われています。

そのためチャート上で発見できれば、絶好のトレードチャンスになります。

ですが注目度が高いチャートパターンだけに、ダマシが多いことでも有名です。単純にチャートの形ばかり意識しても、勝率を上げるのは難しいでしょう。

そこでこの記事では、トレード歴10年目の私が、ヘッドアンドショルダーでのダマシを回避するコツについて解説します。

この記事を読めば、ヘッドアンドショルダーの使い方や、勝率アップの方法がわかるようになります。

ヘッドアンドショルダーとは?

ヘッドアンドショルダートップ

ヘッドアンドショルダーとは、 三つの山で形成されるチャートパターン のことです。

チャートの形状を、人の頭(ヘッド)肩(ショルダー)に見立てて、そのように呼ばれています。

上の図解のように天井圏(トップ)に現れるのを『 ヘッドアンドショルダートップ 』呼び、上昇トレンドが下降トレンドに転換する可能性が高くなります。

ヘッドアンドショルダートップは、別名『三尊天井』とも呼ばれているので覚えておきましょう。

視覚的にも相場の反転がわかりやすいため、多くのトレーダーが注目しているチャートパターンです。

ヘッドアンドショルダーズボトム

ヘッドアンドショルダーボトムとは?

ヘッドアンドショルダートップの形を逆さにしたのが、『 ヘッドアンドショルダーズボトム 』です。別名『逆三尊』とも呼ばれます。

ヘッドアンドショルダーが天井圏で現れるのに対し、ヘッドアンドショルダーズボトムは大底圏(ボトム)に出現します。

下降トレンドからの反転を示すチャートパターンです。

ヘッドアンドショルダー予測が機能する理由

ヘッドアンドショルダーが機能する理由

ヘッドアンドショルダーは信頼性が高い

ヘッドアンドショルダーは、数あるチャートパターンの中でも 信頼性の高いチャートパターン です。

なぜなら、多くの人が注目するチャートパターンで予測通りに相場が動きやすいからです。

例えば、ヘッドアンドショルダーで「買いのサイン」が出た場合、多くの人が注目しているため買う人が必然的に多く値動きが予測通り上昇しやすいのです。

① 上値が重たくなり、高値更新に失敗する
② ネックラインを割り込み、決済を誘発する

ここからヘッドアンドショルダートップを例にして解説しますが、ヘッドアンドショルダーボトムも上下が逆さになっただけで考え方は同じです。

① 上値が重たくなり、高値更新に失敗する

ヘッドアンドショルダーの形状ができるときは、 高値を切り下げた状態 になっています。

上昇トレンド中に、今まで高値を更新し続けた値動きが失敗したというわけですね。

このように、利確と新規ポジションの売りが増えるので、より予測通りに機能しやすくなるのです。

② ネックラインを割り込み、決済を誘発する

ネックラインを割り込むころには、 さらに売りの圧力が強まります。

というのもネックラインを割ると、高値と安値を切り下げることになり、下降トレンドが始まる傾向が高いからです。

そのためネックラインには、「買いポジションの利確・損切り」と「新規の売りポジション」の注文が集中してい

ヘッドアンドショルダーの見極め方

ヘッドアンドショルダーの見極め方

ポイントは「 ネックライン 」です。

ヘッドアンドショルダーの定義はネックラインにあり

ヘッドアンドショルダーの定義は、2つの肩と1つの頭で構成されていることですが、 MACDの使い方 ネックラインが引けるかどうかも重要なポイント です。

なぜならネックラインがきれいに引けない場合、トレーダーたちの注文をだすポイントがバラバラになり、想定通りの値動きになりにくいからです。

誰もが意識するネックラインを引けてこそ、大きな動きにつながりやすいと覚えておきましょう。

ヘッドアンドショルダーの実例つき見極め方

相場では、色々な形のヘッドアンドショルダーが出現します。

下のチャート図は、バランスよく3つの山で形成されたヘッドアンドショルダーです。

理想的なヘッドアンドショルダー

多くのトレーダーが意識する、ヘッドアンドショルダーの理想的な形といえます。

次のチャート図のへッドアンドショルダーは、1つ目と3つ目の山の高さが同じ価格水準といえるか、また、ネックラインもナナメで、見る人によって判断が分かれる形です。

判断が分かれるヘッドアンドショルダー

このようにネックラインがナナメだったり、肩がそろわないときでも、パターンが完成していると認識されるときがあります。

ヘッドアンドショルダーを用いた取引

ヘッドアンドショルダーを用いた取引

エントリーや損切りポイントの明確さ も、チャートパターンを使うメリットのひとつです。

ヘッドアンドショルダーでのエントリーポイント

ヘッドアンドショルダーのエントリーポイント

ヘッドアンドショルダートップでのエントリーポイントは、次の3つが基本となります。

① ネックラインをブレイクしてから の『売り』エントリー
② ブレイク後の押し目から の『売り』エントリー
③ ヘッドアンドショルダーの成立を狙った 『売り』エントリー

ヘッドアンドショルダーボトムの場合は、逆さになるため『買い』でエントリーします。

①ネックラインをブレイクしてからのエントリー

一番シンプルなのが、 ネックラインをブレイクしてからエントリーする方法 です。

ネックラインをローソク足実体で抜けたら、次の足で『売り』でエントリーします。

②ブレイク後の押し目からのエントリー

押し目を待ってからエントリー するメリットは、損切り幅を小さくできる点です。

価格が、ネックライン付近まで戻ってくるのを待って『売り』エントリーします。

③ヘッドアンドショルダーの成立を狙ったエントリー

ヘッドアンドショルダーを活用した取引で、 最も利益を見込めるエントリーポイント です。

ただしパターンがまだ完成しておらず、 リスクの高いエントリー方法 となります。

ヘッドアンドショルダーで意識する損切り・利確ポイント

ヘッドアンドショルダーの損切りポイント

【損切りポイント】
肩(ショルダー)の少し上
(チャート図『損切りポイント①』)、もしくはネックラインの上(チャート図『損切りポイント②』)

【利確ポイント】 MACDの使い方
頭(ヘッド)からネックラインまでと同じ値幅
(チャート図『決済ポイント』)

損切りを一番置きやすいポイントは、 肩(ショルダー)の少し上 、というのも明らかに高値と認識できるので、抜けるとトレンドが終了と判断できるからです。

一方、ネックラインの上の部分に置いた場合、リスクを抑えられますが、その分損切りにかかりやすくなります。

利確(決済)ポイントは、 頭(ヘッド)からネックラインまでと同じ値幅 MACDの使い方 が一般的です。

ダマシを回避して勝率を上げる5つのコツ

ヘッドアンドショルダーの5つのコツ

ヘッドアンドショルダーは信頼性の高いチャートパターンですが、 必ず勝てるというものではありません。

特に相場では『 ダマシ 』がよく起こります。

・ネックラインの角度に注意する
・大きいトレンドへのフォローを心がける
・上位足のMACDのシグナル転換
・大きな時間足のパターンに注目する
・パターンを形成している支持抵抗の強さをみる

ネックラインの角度に注意する

ネックラインの角度には十分に注意してください。

なぜなら、ネックラインの角度によって、エントリーのしやすさが変わってくるからです。

一方、急角度の右肩上がりや右肩下がりのネックラインだと、エントリーの判断もトレーダーによって変わるため、素直な値動きとはなりません。

勝率を上げるためにも、ネックラインを意識して見るようにしましょう。

大きいトレンドへのフォローを心がける

エントリーするときは、 上位足のトレンド方向を意識してください。

日足や4時間足などの上位足のトレンド方向に逆らったエントリーでは、反発にあって負けやすいからです。

仮に日足が上昇トレンドであれば、15分足のヘッドアンドショルダーズボトムを狙うといった具合に、トレンド方向へのエントリーを心がけましょう。

上位足のMACDのシグナル転換

ヘッドアンドショルダーでエントリーする際は、 チャートパターンが成立した時間足の一つ上のMACDを確認してみましょう。

上位足のMACDでもトレンド転換していると、トレンド方向への売買がより強まっているからです。

大きな時間足のパターンに注目する

ヘッドアンドショルダーに注目するときは、 大きな時間足で見るようにしましょう。

なぜなら上位足になるほど、見ているトレーダーが増えるからです。

特に1時間足4時間足などの時間足に注目してみてください。

パターンを形成している支持抵抗の強さをみる

チャートパターンが、 どこの価格帯で出現したのかを確認しておくのも重要 です。

例えばヘッドアンドショルダートップの場合は、レジスタンスラインが形成されますが、そのラインが強いほどトレンド転換の可能性は高まります。

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  2. 「インディケータ」という画面が表示されたら、青文字の「メインウィンドウ」を選択
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  4. 「設定」という画面が出ますが、まずはデフォルトのままで構いません。画面右上の「完了」ボタンを押して完了させてください。

MACDの基本的な見方と各要素の意味について

どこを見ると何が分かるの?

MACDの要素名を付け加えたチャート画像

灰色の棒グラフ MACD線 短期EMAと長期EMAの乖離幅
赤い点線 シグナル線 MACD線を元にしたSMA
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MACD(線)=灰色の棒グラフ

このMACD線は 「期間の違うEMAを2本表示させた時、EMA同士の乖離幅をグラフ(ヒストグラム)で表したモノ」 です。実際チャートにEMAが表示されるわけではありませんが、EMAを数値化することで乖離幅を求めています。

では「乖離幅」が何なのかと言うと、EMA同士の乖離幅はその時の価格の勢い(ボラティリティ)を表しています。取引量とも言いますね。このとき乖離が広ければ勢いがある、狭ければ勢いは無い、と捉えます。

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ココまでの解説を踏まえて、下の画像を御覧ください
MACDの使い方
↑MACDに注目すると、短・長期EMAの乖離幅と連動していることが分かると思います。画像の左側から

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上下の位置 MACD線 EMA同士の乖離幅 チャート
上半分 上昇 広い 上昇トレンド
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シグナル(線)=赤い点線

シグナル線の画像

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まず。シグナル線は 「MACD線の移動平均線(SMA)」 です。

で、この乖離幅を「距離」と捉えられるのではなく「額=〇〇円」と考えて下さい。
短期EMAと長期EMAの距離が、1日目は1円、2日目は2円、3日目は3円、、、というふうに考えると、この「乖離幅=額、〇〇円」を元にローソク足やチャートを作れるわけです。

つまり「短期EMAと長期EMAの乖離幅チャート」ということ(˘ω˘ )

短期EMAと長期EMAの乖離幅チャートと普通のチャートを並べた画像

シグナル線は 「”短・長期EMAの乖離幅チャート(MACD)”を元に作られた移動平均線」 なのです。だからMACD線に沿うような動き方をするのですね〜(´ー`)

MACDとはなんなのか!?見方・使い方をわかりやすく解説!

MACD=Moving Average Convergence-Divergence の頭文字をとっています。
日本語にすると「移動平均収束拡散」「移動平均収束乖離」などと呼ばれています。
いわゆるオシレーター系インディケーターというもので、売買のタイミングや、相場の転換点、トレンドを図るために用いられます。
ものすごく簡単に説明すると、指数移動平均線の発展版のようなかんじですね。
移動平均線については別記事でまとめているのでよければご参照ください。

MACDは、値動きに対して反応の早いMACDラインと、反応の遅いシグナルラインの2本、そしてその差を表すMACDヒストグラムで成り立っています。

MACDライン・シグナルライン

MACDラインの計算方法は下記の通り。
1.終値の12日指数移動平均を計算
2.終値の26日指数移動平均を計算
3.12日指数移動平均から26日指数移動平均を差し引き、その差を線で表示

マーケットの価格は市場の総意であるので、
MACDラインは 短期的な市場の総意 を示しています。

シグナルラインは MACDの使い方 MACDの使い方 MACDの使い方 長期的な市場の総意 を示しています。

MACDヒストグラム

2.見方・使い方

①2本の線のクロスするタイミングでトレードする

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短期的な下降トレンドにあって、価格は左側の安値を切り下げてさらに下落しています。
しかし 価格が安値を更新しているときのMACDヒストグラムに着目すると、左側の安値の時と同水準でとどまっています。
つまり、価格は下落しているが、短期的な売り手の圧力は前回下落時と大して変わっていない。 本来、価格が直近の高値/安値を更新するということは、今まで以上に買い手/売り手のi圧力がある ということを意味します。
にも関わらず、それが今までと同水準、もしくは少なくなっていれば、その価格形成は強いものではなく、トレンドが転換するきっかけになると考えられるのです。

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さらに今回のほうがより強力と述べたのには2つ理由があります。
1つ目は、印をつけたMACDヒストグラムの間で、MACDライン・シグナルラインがどちらも上向きになっていことです。つまり、 安値を切り下げているにも関わらず、その間に短期・長期どちらの市場の総意も上昇に転じている のです。

2つ目のほうがより重要です。それは 安値を再度切り下げるまでの間で、MACDヒストグラムが1度ゼロラインを上抜けしている ということです。
これは真に価格と乖離しているという言う際には必須のシグナルです。
正直に言うと、最初のドル円チャートの例は期間が短く、2つの谷の間でMACDヒストグラムがゼロラインを上抜けしていないため、真の意味で価格との乖離が発生しているとは言えません(しかし、信頼できる下落ではないため、買いでエントリーを検討するには十分です)。

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